新しい関係
西脇順三郎の詩論はひどく単純明快である。

----ポエジイは新しい関係を発見することである。

何故かといえば
----それは私の脳髄を喜ばせる
から。
たったそれだけ。


これが書いてある「詩学」(絶版)を昔読んで、
私は近代(現代)文学を読むのがすごく楽になった。

言葉の「意味」に拘泥していてはドツボにはまるだけ。

言葉(そのもの)やイメージや思惟や肉体や記憶や歴史や夢や宇宙や女やがんもどきの新しい関係。
それらがぶつかり合い、
あるいは戯れ合って踊る様(さま)を眺め、
あるいは一緒になって踊る(自分の中で新しい関係を紡ぐ)ことで、
ジョイスもマラルメもディラン・トマスも、
そして西脇順三郎も楽しく(あるいは淋しく)読める(かもしれない)。


西脇順三郎の事実上の処女詩集は、
英国留学中に出した英文詩集「Spectrum」(1925年)である。
T.S.エリオットやエズラ・パウンドらに伍して、
まさに西欧のモダニズム運動の真っ只中で詩人としての経歴を始め、
モダニズム文学を自らの血肉として文字通り体現した、
唯一無比の日本人である。


・・・などと、
西脇順三郎がいかに偉い人であるかを記そうと思ったが、
それも止めておく。
氏の詩の背景には博覧強記というべき膨大な文芸の知識があり、
古今東西の文学からの引用があちこちに隠されているが、
引用探しをしてみたところでキリがないし、
それで詩が面白くなるわけでもない。

----(覆された宝石)のような朝
という有名な一行がキーツのパロディだなんてむしろ知らないほうが面白い(知っていても面白いが)。

思想もイデオロギーも倫理も超絶した自由なイロニーの世界を自由に楽しめばいい。


ポエジイは新しい関係を発見することである。

そして、
西脇順三郎が発見した新しい関係は、
読むたびに私の脳髄を喜ばせる。
Ambarvalia/旅人かへらず (講談社文芸文庫)

その他の感想

仕事用に・・・。
薬剤用
大切な睡眠をとらなきゃ!
普通のザルには戻れません
出来の悪い二次創作レベル
値段に見合った肌触りと使い勝手の良さを感じる。
指紋、反射が、、、
発想のヒントを手元に
まずいのに買ってしまいました」
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全編を通じ調べ物への愛が感じられます
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