十分使えます。融けていくのを見るのも面白い。

融けるのを待つ事なくカチカチのアイスクリームを食べることができるという
アルミ製のアイスクリームスプーンですが、

巷では5,000円もする高価なものが話題となっているようです。

いくらなんでもスプーンにいきなり5,000円もの投資はできないので
安価なこの製品を買って試してみました。


■気に入った点
熱伝導率の高いアルミを素材として使用する事で
指からの体温を伝え、
ゆっくりアイスを融かしてくれます。

ペタッと上に乗せただけでみるみるうちに融けていく様が
とても面白く、
アイスクリームを食べる時には必ず使用しています。


カッチカチのカップアイスにスパスパ入るほど万能ではありませんが、

木製やステンレス製のスプーンなんかよりは使えると思います。

ただその性能にあまり期待しすぎるとガッカリするかもしれませんので
期待はほどほどに。


■気になった点
１）体温を利用するため、
持っている指から体温が奪われ、
すごく冷えを感じます。

人によっては冷えが痛みと感じることがあるかもしれません。


２）色は「イチゴ」と表記されているので赤色を連想しますが、

実際の製品は赤というより、
製品画像のとおり濃いめのオレンジ色です。

クロムオレンジといった方が適当かも。

若干ざらつきのあるこの表面加工の歯当たりが気になる人がいるかもしれません。


３）デザインのポイントとしてなのか、
持ち手の部分に穴が開いているのですが、

この穴を塞いで持ち手をひと回り大きくすれば、
もっとパワーアップできるのに…、

などと根拠無く思ってしまいました。

実際にはこの穴に性能的な意味はあるのでしょうか？
物が小さいので、
フックにこの穴を引っ掛けて収納するなんて事は
まず無いと思うのですが…。


４）個人的にはスプーンの先端はフラットではなく
丸くしておいて欲しかったところです。

先端は持ち手よりも薄く造られてはいるのですが、