サウンドデザイン、という概念が生まれてきた。

知浦伸司氏の肩書きは「サウンドデザイナー」とHPにあります。
その空間にふさわしい音楽をデザインする、
ということだと思います。
最近ではお店などでも、
そのブランドの個性、
イメージにあわせてアロマオイルをブレンドして空間の香りを演出する、
という流れがあります。
それと同じように空間の音楽（というより音）にも意識が向けられる時代になってきています。
私はお店を選ぶときに、
そこでかかっている音楽をとても重要視します。
その意味ではこのジャンルの先駆者、
ブライアン・イーノ氏の「music for airports」（http://www.youtube.com/watch?v=B9kPIp4MtX0）はやはり慧眼だったといわざるを得ません。
人の意識が進化し、
あらゆるものに美しさを求める時代、
ドラマティックではない＝メロディが目立ちすぎない、
美しい香りのような音楽がたくさん生まれてくることでしょう。
知浦氏の作る音楽はまさにその流れの中にあります。
今後の活躍が楽しみです。


★追記・ＣＤケースの表面、
右側がどう見ても割れているように見えるのですがジャケットのデザインです。