ひょうひょうとした軽みがおかしみになる話
表題作の『ひとごろし』は古記録『偏耳録(へんじろく)』が原典。
古記録の題名からして滑稽物語集というところである。

山本周五郎が小説化したものを、
1972年、
野村芳太郎監督が映画化している。
タイトルは手抜き感あふれる『びっくり武士道』
臆病者の討手の双子六兵衛を萩本欽一、
敵役の仁藤昂軒(にとうこうけん)を坂上二郎のコント55号が演じ
討手を差し向ける越前公を嵐寛寿郎、
昂軒に斬られる小姓をピーターが演じていた。

小姓が斬られるのは衆道のもつれであるとしていた。


コント55号は謂わば当時アイドルとしても絶頂期にあった。
笑いの実力もあったが、
これは、

笑いというよりアイドル映画という位置づけだろう。
ストーリーは、
ほぼこの原作通りである。


で、
失敗作である。
この小説はひょうひょうとした軽みがおかしみになる話であるのに、

起用したのはゲラゲラ笑いを目指すコント55号である。
二郎さんとのカラミも、
アドリブも封じられ
萩本欽一は棒立ちである。
萩本は芝居ができないし与えられたセリフを言うのは最も苦手なのである。


野村芳太郎とコント55号、
才能のある両者の不幸な出会いであった。


小説のほうであるがひょうひょうとした軽みがおかしみになる話で、
面白い。
ほかに、

『壺』
『暴風雨の中』
『雪と泥』
『鵜』
『女は同じ物語』
『しゅるしゅる』
『裏の木戸はあいている』
『地蔵』
『改定御定法』
を収録。
ひとごろし (新潮文庫)

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