カバーする範囲は広いが個々の説明は簡素。初学者には分かりにくい恐れ。防御力に定評。
IVR(インターベンショナルラジオロジー、
いわゆるカテーテル手術など)の手技全般を簡潔にカバーした"防御力に定評のある"術式マニュアルです。


扱う項目は多く、
様々な術式についての知識を得られる反面、
各手技ごとの解説は簡素です。
特に実際の手技の方法については、
かなり簡略化されて書かれており、
実際に経験ないし見学しなければ、
何を言っているのかわからない恐れがあります。
ある程度IVRの経験のある人が、
おさらいする目的で使用するのがよいのかもしれません。


他方で、
手術の成功率や合併症の頻度についての情報は、
簡潔ながら数値がきれいにまとめられており、
患者へ説明する際に有用そうです。
ある専門家は、
「このような本が存在することで、
自分たちの手技が標準的であることを示す根拠に使えるため、
訴訟に対する防御力が上がった」と絶賛していました。


巻末のIVRに関係する全身の主要血管のシェーマは、
一見きれいなのですが、
誤植が多すぎて困惑してしまいます。


【参考レビュー】

『臨床医に必要な動脈分岐様式 破格とその頻度』
田口鉄男監修、
中村仁信・沢田敏 訳
Herbert Lipert, Reinhard Pabst 著
1988, 癌と化学療法社
原題不明

全身(頭から爪先まで)の動脈について、
教科書によく記載されている”基本形”をもとに、
様々な動脈分岐様式を、
破格ごとに、
図と%でひたすら記した力作です。
これら破格の頻度は、
過去の相当数の文献をレビューして、
総合判断されたものであり、
かなり信頼性の高いもののように思われます。


この書を読み解くには、
”基本形”が頭に入っていることが前提ですが、
一度目を通しておくことで、
思わぬ破格に出会った時にも、
冷静に対処できると思います。


125p, 5500(税抜). 6h.
★★★★☆ 
IVRマニュアル

その他の感想

【やまさん】素晴らしい!
母のおねだり
MBP Retina 2012からの買い替え
使えないケーブル
普段使いに便利です
今回は、赤
雪よ林檎の香のごとくシリーズ第3弾
髪の少ない人、ストレートでつるつるな人は注意
小ぶりで便利
たまたま見かけたタイムサービスでさらにお安く購入できました。
インクリボンのみなので交換時注意。Amazonでは替えがすぐ見つけられた
普段使いに丁度良い
革製品の仕上げ・磨き上げに!
フロントフォークに取り付け
シッカリした造りで。
購入して半年経ちましたが丈夫です
初心者も楽しめるサーモンラン最高
とても貼りやすい。
おいしい料理が安くたくさん作れます
ミレーのことがよくわかる
医・歯学部さんにとって良い本かも?!
今の所文句なし。
しっかりホールド
匿名希望
フォトグラファーは手に入れるべきです!
値段の値上がりがすごくないですか?
やはり専門書でした
スグには使えない?
食いつきよし
娘の通学用
戻る