ラストの銃撃戦はかなりの迫力

この映画の見所と言っちゃおかしいかもしれないが、
生々し血だ。

拳銃で打たれた時に飛び散る血、
ナイフで切られた時の吹き出してくる血、
死体の周りのドス黒くドロドロした血、
このリアル感は気持ち悪いが、
他の映画にないこだわりだと思う。

単純なドンパチ映画かと思いきや途中からサスペンスタッチに変わり、
犯人は誰って展開になるって仕掛けで面白い。

脚本か演出の詰は甘く、
ご都合主義的展開はマイナスポインタだが。

でもラストの銃撃戦はかなりの迫力はあるし、
シュワちゃんも70歳近い年齢とはとても思えない活躍ぶりで、
十分楽しめた。