Kindle 版では読むのに難があります

全体的にまとまりのない内容で、
それもそのはず大震災と原発災害の真っ最中ですから、
仕方ないのですが

断片的な文章の連続で、
何がどうなっているのかさっぱりわかりません。


「どうしていいか途方に暮れた」
「とにかく、
できることをやる」

ばかりが繰り返されてゆきます。
　それが現実なので、
当然そういう内容になりますが、
書物としてこれを読む意味はどうでしょう

そういう感覚は、
もうすでに大量の動画やニュースで知ってしまっているわけで、
いまさら感もあります。
　そりゃ、
そう感じる私のほうが間違っているのでしょうが

さて私は Kindle 版をPW 3G で読みましたが、
困ったことに文字は拡大できても写真や図は拡大できません。
本書には多くの被害地写真がありますが、
よく見えません。


また、
巻末には非常に大切な図解資料がありますが、
これも表示が小さくて全く読むことができません。


残念ながら、
Kidle の性能では本書の価値は半減してしまうとしか申し上げられません