この先の展開も楽しみです

確かに一読した直後は「今回はエロ描写が多すぎるような気がする」と感じました。
でももう一度読み直して、
城谷さんの潔癖症の根本にあるのが、
自分を取り巻くものへの嫌悪感ではなく、
逆に城谷さん自身が自らを「汚れている」と感じる気持ちなのではないかと思いました。

自らを「汚れている」と思うからこそ、
他人を寄せ付けられない、
なのに他人から求められたい潜在的な気持ちがあって、
黒瀬くんの行為に応じてしまうのかな、
と。

そう考えると この展開も単なるエロ描写というだけではなく、
しっかりとした構成に基づいた流れなのではないかとかんじました。