本年最大の「珍書」かもしれない
朝日の慰安婦問題「誤報」騒動に便乗して、
新聞の拡販団に配らせたと言うことだけが話題の、
内容も体裁も薄っぺらな本である。
読売がここまで歴史修正主義にどっぷりつかっているとは意外であったが、
これは、
単に私が普段、
新聞を読まないからだろう。


内容は、
産経やWILLの記事を水で薄めたようなもので、
「朝日がついたこんなウソ」というストーリーを、
手を変え品を変え、
読者にシツコクシツコク刷り込むという基本的な手法は全く変わらない。
ドブの水をいくら薄めた所で、
所詮はドブの泥水である。


実は、
読む前は記事について、
詳細に反駁しようと考えていたのだが、
さすがにバカらしくなってきた。
内容は秦郁彦氏の「慰安婦の戦場と性」のストーリーをそのままなぞったもので、
それ以上でもそれ以下でもない。
系列のBS日テレで放送された、
アジア女性基金の下村理事の話が載っているが、
物議をかもした橋下大阪市長の慰安婦問題の発言の擁護、
河野談話否定の一連の策動、
アジア女性基金関係者の取り込み、
みーんな、
秦先生が学術的研究をほっぽりだして、
精力的に取り組まれていることである。


慰安婦問題の核心は、
慰安所が、
陸軍にとって戦争遂行の必須の施設として考えられていたことだ。
慰安所を内地の公娼施設の戦地版と矮小化して捉える、
秦先生のような、
最右派に属するような研究者ですら、
終戦時には兵士150人に一人の割合で、
慰安婦が存在したと計算しているが、
この数は戦地での従軍看護婦の数をはるかに凌ぐ。
従軍看護婦の手当を受けた兵士は、
慰安所の世話になった兵士よりずっと少なく、
慰安所の存在を知らない兵士は、
ほとんどいなかったと言うことだが、
この事実を知っている人間がどれだけいるだろうか。
故小野田寛郎は、
「正論」に発表した記事の中で、
自分が所属した、
軍、
師団、
連隊といった全ての単位にそれぞれ慰安所が存在し、
兵士の給与の相当額が慰安所に吸い上げられていたことを証言している。
勝手に軍の回りに集まってきたと言う、
慰安所の業者に、
全ての責任を押し付けているのは、
さすがに帝国軍人のカガミといったところだろうが、
業者を募集したのは、
他ならぬ帝国陸軍である。
徹底検証 朝日「慰安婦」報道 (中公新書ラクレ)

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