わが心に、光を投げかけてくれた物語
本が好きな人なら、
自分の人生に影響を与えてくれたり、
悩んでいた時に道を示してくれた作品と出逢った事が少なからずあると思う。
自分にとってガルシア・マルケスの作品との出逢いはまさにそれで、
その時読んだのがこの作品集『エレンディラ』だった。


マルケスの作風には、
大きく分けて2つのタイプがあると思うが、
一つは記者時代のキャリアから生まれたスタイルで、
実際の事件を基にしたり、
あるいはジャーナリスティックな手法で書かれた、
『予告された殺人の記録』や『族長の秋』に代表されるような小説。

もうひとつは、
マルケスの少年時代に祖母が物語を語ってくれた時の、
その独特の話法を小説に取り入れた幻想的な物語、
シュールなものが日常の当たり前の出来事のように語られる不思議な文体で、
その集大成ともいえるのが『百年の孤独』だが、
本短編集はそこに至る試行錯誤の過程で、
マルケス・スタイルが限りなく完成形に近づいたものだと思う。

多くの短編集と比べても、
全7篇、
いずれも奇想・幻想的で豊穣な語り口で突出している。


「大きな翼のある、
ひどく年取った男」
とある海辺の村に行き倒れていた、
翼のはえた老人を巡って巻き起こる騒動。


「失われた時の海」
海から漂ってくるバラの香りに一喜一憂する人々。
主人公が潜った海底でゆらめく、
死者たちの世界が幻想的な筆致で描かれる。


「この世でいちばん美しい水死人」
世にも稀なる巨躯にして、
みめ麗しき青年の遺体が漂着した村。
まずは女衆、
ついで男衆もその水死体の美貌に魅せられて・・・。


「愛の彼方の変わることなき死」
死の宣告をされた政治家の、
美少女との運命的な出逢い。


「幽霊船の最後の航海」
毎年、
村の沖合いにやってくる、
その村よりも大きな一隻の幽霊船。
その存在を主張する若者の声に、
誰も耳を傾けなかったために・・・。


「奇跡の行商人、
善人のブラカマン」
エレンディラ (ちくま文庫)

その他の感想

いいです★
高級感バッチリ!
娘がファンなので・・・
軽いしすかすかです
初回使用感。。
超入門
うーん。どうだろう。
的確で解りやすい
wao
ヴェクスター125に使用
十分なボリューム
32g
回復
シンプルに、アーティストのライブ映像として秀逸だと思いました。
いいかも?
メロディーに最適なコードを付ける時の考え方
デザイン性抜群!
ラストオブガングルッペ
完全ノーアイロン
意外といいですよ。
ゴムをダブルで掛けて
評判は悪いけれど、これで受かりました
ルールさえ分かればカッコよくなれる!
応用編?
思ったより大きかったですが。笑
ディズニーランドを学問する
2歳の誕生日プレゼントに購入
NEWS最高ですね
6才児が大うけ
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