通気性と保湿性のかねあい

安いのでいくつかまとめて購入。
デローマ・バッサムは高温で焼いた硬質なテラコッタで、
白っぽい素焼きよりも保湿性が高いらしい。
通気性もあるのでタイムなどの過湿を嫌うハーブ類に適しているように思う。
水やり頻度に注意すれば多肉やサボテンにも使える。
使いやすいサイズの15cmがないのが不思議だが（浅型はある）、
11~17cmまで2cm刻みでサイズがあって便利。
通気性は日本製の白っぽい素焼き鉢のほうが高く、
デローマは駄温鉢と同じくらいと予想している。
肉薄で土を入れても重過ぎない点も良い。
深さはさほどないので深く根を伸ばす植物には向かないかもしれない。
イタリアに限らず欧州は底穴が日本に比べて小さい（従来の駄温鉢と同じくらいかやや小さめ）点や、
円錐の角度が大きく底面が狭いため見た目より土が入らない点も考慮して何を植えるか選ぶと良い。
土が多すぎると蒸れが心配な場合は適しているし、
排水も塗り鉢に比べたら良いと思う。
ただし日本の鉢と違って足がついてないので（底穴と同心円状に地面につく）、
植木台やフラワースタンドを利用している。
夏場は特にベランダのコンクリートに直接置くわけにはいかないから不便は感じない。