あれは私の全部だ!
「何したってあれは私の全部だ!」
久々に強く印象に残る映画の名セリフだった。

禁断の愛、
華やかになって行く若い女と老いて堕ちてゆく男
何となく黒木瞳・藤竜也の「化身」やドラマ「高校教師」をイメージして観た。

津波によって孤児になった花(山田望叶⇒二階堂ふみ)は
遠い親戚だと言う淳悟(浅野忠信)に引き取られる。

家族の温もりに飢えていた少女と中年男、
寄り添うように生きてゆく2人、

しかし花が成長して行くにつれ、
周囲はこの親子の異常な関係に気付き始める。

許されない愛、
逃げるように北海道から東京へ、
そして秘密を知った人たちの変死
やがて花と淳悟の間に生じる心の距離、
純愛の顛末までを描いている。


ここから感想に入ります。

こういった作品はヒロインの天使と悪魔(純粋さとしたたかさ)の表現が軸だが
想像した以上に魅力的で、
退廃感漂う美しい純愛作品に仕上がっている。

あどけない少女の仮面を被り、
淳悟のフィアンセを錯乱させる小悪魔から
大人に成長して行くヒロイン・花を演じる二階堂ふみは息を呑む美しさだ。

「淳悟は自分のすべて」とひたむきな愛に突っ走る少女期のけなげさと
後半の「私達、
子供だったんですね」と寂しそうに遠くを見つめる大人の表情
雪路で淳悟の帰りをずっと待ち続けたあの日、
あんなに愛した『私の男』
どこでそうなったのか?でも離れて行く心はもう戻らない。

「悪くない…私だって…」淳悟のタバコを買う自販機の前でのすすり泣き。

激愛に溺れる少女と喪失感の陰を持つ大人、
見事に演じ分けた渾身の演技だ。

また、
堕落して朽ちて行く淳悟を演じる浅野忠信の役作りも完璧で
二階堂の美しい輝きを上手くアシストしている。

藤竜也も歳相応の味のある存在感を見せているし
花の幼少期を演じる山田望叶の眼力(めぢから)も映画の導入部として
大きな役割を果たす事に成功している。


画面はシネマスコープサイズ(通常のテレビ画面だと上下に黒枠が入る)で
北海道の流氷など臨場感あふれる景色に圧倒される。
私の男 [DVD]

その他の感想

Zenfone 3から乗り換え。値段が難点か。
いざという時の
吸盤が弱すぎ・・・
スマホケースに干渉しない!
前モデル Premiumと比較
信頼できるメーカーですが「片面側のみに8つのチップ」で相性問題がありそうで星1減
本間にいい!
不良品‼️
音飛びが発生しやすいのが残念
価格以上の効果です。
砂漠の民はどんな地図を使っているのか?
日頃、何気なく使っていた類義語の使い分けがよくわかる。
面白いです。がカメラに難有り
かわいらしくもちょっとエッチ
さわやかな気持ちになれる本です。
仕様変更か?*2012年7月
現場の“汗”と“知恵”の結晶・・・ベンチャー経営者もぜひ読むべし!
シルバニアと一緒に遊んでいます
win7でも動きました!!
大家でなくても
黒歴史を知らない愚か者は、地に這いつくばって消えてもらう!!
良い出来とは言えない
サボテンと多肉植物に魅了されてます
歯がゆい 
部屋のペンキ塗りに大活躍
17歳ワンコもがっつり♪
写真は可愛くて満点です
断筆解除後の短篇集ではいちばん好き。
塗装の下地処理に
とても合理的に書かれていて
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