曲も、アルバム単位としての出来も非常に良いんじゃないでしょうか

ドラムが誠さんでないのは残念ですが、
それをしょうがないと受け入れればドラム４人体勢は大成功だと思う
ドラムに合わせて作ったという曲、
かっこいいのは当然として、
ドラム４人の個性で今までに無かったカリガリの魅力が聞けて楽しい
そして個性強すぎる者同士のぶつかり合いで、
いつにも増して曲調はバラバラではちゃめちゃ
昔のカリガリだったらきっとバラバラのまま、
そのはちゃめちゃぶりを楽しむアルバムになっていたと思う
でも今回、
経験や年齢を重ねたからなのか、
どこかちゃんとアルバムとしてまとまってもいて

後、
ずっとどこか青春の匂いのする歌を作り続けていた青さん
それが今回、
人生の別れであったり、
愛についてであったり、

歳を重ねた人にしか書けないテーマを書いている
しかもとても素直に、
優しさをもって
あの青さんがこういう歌を書く、
ということ自体がジーンとくる

相変わらずめちゃくちゃでパワーに溢れていて落ち着きなんてどこにもないのに、

なぜか円熟味もあって、
とても良い作品だと思う