霊的な道標

内容に「狂人的な能力を爆発させながら、
狂人にならずに‥」の行がありますが、
その道の師についていても違う意味の狂人になってしまった方を数名見ているので、
成瀬師の場合は御本を読んでいても、
確実に安全な方法を会得されている本物の師だと感じ、
勉強になります。
その辺りのポイントが随所に見られ、
ここまで書ける体現者も稀有だと思います。

霊的な入口に立った時、
かつて自分が想像もしていなかった広大な自分に僅かながら気付いた反面、
先々コントロール出来る様にならないと身が破滅すると、
自分に身震いした時に成瀬師の御本に出会い、
内容が心構えになります。

若かりし頃は手に取れなかった成瀬師の御本も(あまりの仙人雰囲気に、
自分の立ち入れられる世界ではないと感じた為)、
今や色々な経験と紆余曲折を経て、
表紙を見ても「あぁ、
有り得る。
」と思えるようになったので、
私も少しは成長したなぁと思います。