唯一使えた就活本

先日、
内定を頂くことができましたが、
いわゆる就活本といわれるジャンルの本の中で、
私が有用だった思えた唯一つの本です。


昨今の経済状況の中、
就職戦線はかつてないほどの厳しい状況になっており、
一部メディアではかつての就職氷河期を超えた超就職氷河期などとも表現されています。

このような状況の中、
高い倍率をくぐり抜けるためには、
他者との差別化が必要であり、
何らかの対策が必要となります。


就活本を読むことは、
そのような対策として最も身近なもの一つです。

就職活動を経験したことがある人は、
読んだ冊数の差こそあれ、
ほとんどの方が何らかの就活本を読んだことがあるのではないでしょうか。


私もその例に漏れず、
就職活動を乗り切るため、
多くの就活本を購入し（はっきり数えたわけではありませんが、
おそらく６冊ぐらいです）、
読み込みました。

そんな私が購入した就活本の中で、
唯一使えた、
すなわち内定に直接役立ったと思えたのが本書です。


本書は就職活動、
特に面接に役立つテクニックが数多く記載されています。

コンピタンス、
ライカビリティ、
バーバル、
ノンバーバルなど、
他の就活本では見ないような用語がよく登場しますが、
いずれもわかりやすく説明してくれています。


就職活動を終え、
振り返ってみて思うのは、
本書はハイレベルと記載されていますが、
実は社会人として身に付けるべき最低限のマナーばかりだったということです。

しかし、
多くの就活生はその最低限のマナーすら身に付いていません。

だからこそ、
最低限のマナーを身に付けるだけでハイレベルになれるのです。

本書に記載されている「イスにまっすぐ座れるだけで、
残りの２割になれる」という言葉は、
就職活動の本質を突いた言葉だと思います。


今現在就職活動をしている方、
そして、
これから就職活動を行う方にお勧めできる本です。