まさに実技試験のための会心の一冊だと思う。

　気象予報士試験は気象学者養成の為の試験ではなく、
あくまでも
気象予報の実務者登用のための試験である。

ならば必要以上ににアカデミックな必要はないはずである。

　この著書は「出題者の意図する題意」の見抜き方、

“必要なキーワード”の捉え方及び題意に沿った
表現のしかたなどをテクニカルな面に重点をおき、
分かり易く
解説されている。

真に受験生の知りたいことを綴った良心的な一冊であると思う。

　実技の壁を乗り越えられない方々に是非お勧めしたい一冊で
ある。


追記　平成24年10月10日
３８回の試験はお陰様で合格しました。
この著書のお陰だと言っても
過言ではありません。
他のテキストは殆んど処分しましたが、

これは処分せずに大切に本棚にしまっております。