一眼レフカメラの新たなスタンダード用品

結論から言うと，明らかに「買い」です．

特に，液晶にプラスチックカバーが付いている一眼レフユーザの皆さんには，
同等品かつ液晶表示能力アップのための商品としておすすめです．
(当方はD800にて使用)

気になると思われる点をいくつか挙げます．
1.ガラスの破損
液晶保護ガラスは，ガラスの端から割れることが多々ありますが，
この商品は液晶サイズよりも若干小さめに作られているため，
ガラスの端は液晶上にあり，安全です．
さらに，この商品はかなり厚めに作られており，端の加工もなめらかです．
しかし，微妙に保護できない部分が発生するのも事実です．(液晶端1mm弱程度)

2.プラスチックカバーと比較して
最大のデメリットは，プラカバーで保護できていた液晶周辺の
保護ができないということです．(液晶下のニコンロゴなど)
しかし，それ以上に液晶の視認性が向上するメリットの方が格段に上です．

最近の液晶画面は，画素と液晶ガラスの間をできるだけ無くすことで
クリアな画像表示を実現しています．
(例: ガラス越しで物を見たときに，物が近い方が反射がなく鮮明に見える)

プラカバーはこの努力を台無しにしていますので，
この商品を使うことで液晶を保護しつつ表示能力を最大限に引き出せます．

保護しつつ液晶を鮮明に表示する類似品として樹脂フィルムなどもありますが，
これは表面が柔らかいため，先端が硬いもので突いたりすると
フィルムが変形して効果が出ず，液晶自体を痛めることがあります．
このことを考えると，液晶保護ガラスは良い選択だと思います．

3.貼り付け作業の難易度
ガラスが厚めに作られているため，非常に曲がりづらいです．
よって，貼り付け難易度(ほこり混入，位置決めなど)は高いです．
しかし，厚さのせいもあって，空気の混入はすべて押し出せます．

以上，参考程度にお願いします．