1996年亡くなった司馬遼太郎さんの若者への遺書
「21世紀に生きる君たちへ」の表題どおり、
そして文章の中にも出てきたが、
司馬さんは、
遂に見たかった21世紀を見ることができなかった。
生前の司馬さんの講演を思い出す。


東アジアでちっぽけな国になっても誇りをもって他の国に迷惑をかけず、
できれば世界に貢献し、
お金持ちの国ではもうなくなっているかもしれないけど「尊敬される国」になって欲しい。
そんな思いを思い出した。
読んで涙が出てきた。


「自分に厳しく他人に優しく」「たのもしさ」を持って自律した個人として生きて欲しい。
他人の言うまま無批判的に生きるのでなく、
その結果を他人に転嫁するのでない生き方をして欲しいという子供たちへの願いに溢れている。
「自分の頭で考え、
自分の判断によって行動し、
その結果起きた事実は自分で引き受ける」近代の自律した市民を自己の中に確立しなければ、
戦争を起した日本人と同じ過ちを犯すのだという事を、
生前繰り返し話されていたことを思い出す。


緒方洪庵の「利を求めず、
名を捨てよ」という精神は、
司馬さんがよくあげられていた幕末の熊本の宮崎兄弟の「世のために尽くせ、
人のために尽くせ、
そのために死ね」の言葉や吉田松陰の「私は大事を為したい」という言葉を思い出した。


「利よりも義(正義)」といった美しい日本の美徳について、
まだまだ司馬さんに生きて方って欲しかった。


今年2月12日の命日で死後11年になる。


司馬さんの心や願いは一体、
しっかり21世紀に生きる我々日本人の心に生きているのか?

そう思うと申し訳ない気持ちで悲しくなった。


お亡くなりになった1996年から11年後の今が、
そのときより、
いい日本になったととてもでないけれど言えないから。


できるだけ子供たちにも、
多くの大人にも読んで欲しい。


司馬さんの渾身の我々への簡易簡潔ながら心のこもった「日本人みんなへ宛てたかけがえのない遺書」であるのだから。
二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ)

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