あくまでも作業用、補助灯でヘッドライトではない

2ケ同時に買って全く同じ状態でしたので評価しますがバイクのヘッドライトには使用不可能です。

補助灯として使用する、
ヘッドライトのＨＩビーム時の補助として周辺を照らす、
コーナーリングランプ等の使用なら能力を発揮します。

散光するので夜間対向車のいる状況での使用は迷惑です。
デイライトとしては充分過ぎる光量。

発光面は別にして本体は熱くならないので触れる位置に装着しても問題ありません。


＜ヘッドライトとして使用不的確な理由＞
1.光量不足　
照射点の明るさは日本製80ルーメンの懐中電灯（0.5Ｗ）と同等で照射面積は4~6倍程度。
10Ｗ無いのか配光が悪のか。

2個並べても白色にした35Ｗハロゲンベーツライトと同等かそれ以下です。

また2個並べてもＨＩＤクラスのヘッドライトと併用すると、
点けても消しても路面光点部分は殆ど差が無い位にかき消されます。


2.レンズの配光が悪い
中心は10度のスポット光で間違いありませんが60度位の広角で全体に光が分散しています。

作業用としてなら問題ありませんが、
ヘッドライトとして使用すると対向車どころか2階3階の窓まで
光が届きます。
かなりの光量を路面ではなく夜空に捨てています。

レンズの乱反射による散光ですのでライトの上半分にテープを張っても意味がありません。

暗くなるだけです。
（半欠けした日食の太陽で想像すれば分かります。
）
長さ10cm程の野球帽型の笠を作り散光する上部分を遮蔽すれば路面での使用は可能ですが、
それではせっかくの小型電灯の意味が無くなります。

レンズはレジンの様な材質の一体型。
あれこれ弄っては見ましたが45度散光までが限界。
それ以上すると
スポット照射点自体が暗くなります。
ガラス面を凸レンズに交換したりして見ましたが改善不可能です。


3.意外と重い
電灯外側は放熱板も兼ねておりほぼ金属（アルミ？）の塊です。
これを3~4個も積むなら4.5インチ・ベーツライト55Ｗ1個の方が
軽くて明るく、
またＨＩ、
ＬＯＷ切り替えも出来るので遙に実用的です。