昔の事情を楽しむ程度のもの
 あなたもきっと書きたくなる、
なんて、
副題は、
前からあったっけ? だいいち1959年のものだ。
昔々に読んで、
文庫になっていたから読み直したが、
いまとなってはレトロだねぇ。
なんにしても、
「作法」なんてったって、
書き方のかけらも書かれていない。
こんなの読んでも、
推理小説を書きたくなんかならないと思うよ。


 この本の中身は、
推理小説論集、
といった感じ。
べつに乱歩や清張が実際になにかしたとは思えない。
いまでいうムック本程度の雑文、
エッセーの寄せ集め。
以下、
目次順に要約すると、


1 推理小説の歴史 中島河太郎 :戦前から戦後までの日本と欧米のミステリー作家を羅列。
でも、
まともな文学史の全体を知らないで、
いわゆる推理小説を本流とする立場からまとめているから、
ファンタジーや怪異譚、
SFと切り離すべきだ、
みたいな話になっちゃってる。


2 トリックの話 江戸川乱歩 :『幻影城』にも出てくる彼のリストの焼き直し。
それにしても、
テレビの『トリック』じゃないが、
よくもまあ、
こんな面倒くさいことを、
というトリックが、
昔はいっぱいあったものだ。


3 動機の真理 大内茂男 :トリックよりも動機を、
という清張のテーゼを、
実際の多くの作品に照らし合わせて考察した論文。
これは読みがいがある。


4 素人探偵誕生記 加田伶太郎 :これ、
学習院大の仏文学者、
福永武彦のペンネームだ、
って知らないと、
何でこんな一文が、
この本に入っているのか、
さっぱりわからんだろう。
この文庫版の人物紹介まで、
「ミステリー作家」としか書いてないし。
もしかして、
文庫版の編集者も知らなかったのか?

5 推理小説のエチケット 荒 正人 :推理小説は、
あーすべきだ、
こーすべきだ、
と、
羅列している。
わからんではないが、
本格推理小説、
なんていうジャンルそのものが、
この時代にちまく日本だけでかってに作られたものだから、
べつにどうでもいいかなぁ。


6 現場鑑識 平島侃一 :この人、
ミステリマニアの法医学者ね。
死体がどうなる、
とか、
刺し傷だ、
窒息だ、
と、
殺しの話がコンパクトにまとまっている。


7 推理小説とスリラー映画 植草甚一
推理小説作法―あなたもきっと書きたくなる (光文社文庫)

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ツンデレ
ブレーキに使用
安いけど充分
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Blu-rayで出しても…
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好きすぎる
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分かり易かった
DT-03に
犯罪学の視点を広めるのに有用。
SHIFT UP (シフトアップ) メインジェットSET キャブレターセッティング KEIHIN丸大 [6×8] 6サイズ  特に問題ありません
これはゴミ
幅と空気圧に注意が必要です。
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