誤解されやすいのではないか
誤解されやすいタイトルである。
〈「話せばわかる」なんて大うそ!〉という帯コピー、
それに、
カバー見返しの〈いつの間にか私たちは様々な「壁」に囲まれている。
それを知ることで気が楽になる〉という紹介文は、
著者の意図を理解して書いたのかどうか疑問だ。
本書は決して、
「どうせ『バカの壁』があるのだから、
他人を理解なんてできない。
ああ、
気が楽だ」と、
気楽にしてよいと主張するものではない。

本書の主張はこうである。
「人はだれしも、
世の中には『標準』『常識』があると信じ込んでいる。
意見の異なる人を見ると『あいつは非常識だ』と見なして理解しようとしない(『バカの壁』のなせるわざ)。
それでいて、
自分は標準から外れて個性的になりたいと努力したりする。
ところが、
われわれの肉体はもともと非常に個性的であって、
個性的になりたいというのは意味がない。
むしろ反対に、
もともと個性的なわれわれは、
他の人々、
他の民族との間に共通理解をさぐる努力をしなければならない。
『自分の信念だけが正しい』と言うのでは共通理解への道は遠い。
『人間ならふつう、
こういうことをされたらこう感じるはずだ』というように、
人間の身体感覚を基本に普遍的価値を探るべきではないか」
〈気が楽になる〉どころか、
厄介な宿題をつきつける本だ。
しかし不安も残る。
「人間であればこうだろう」(p.202)という判断をするのも個々の人間だ。
「人間ならば浮気をするのも仕方ない」と考える人間と、
「人間ならば浮気などできないはずだ」と考える人間との間には、
やはり理解は成り立たないのではないか?
全体に、
精神訓話のような部分も多い。
また、
本書は、
著者の話を編集部が文章化したものだそうだが、
これでは一字一句に著者が責任を持てない。
編集者の「バカの壁」で著者の話の意図が曲がっているかもしれないではないか?0
バカの壁 (新潮新書)

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やっぱり多少割高感はありますが……
勉強になりました
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最高ですよ
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