「小さなお店」を100年先まで存続させるのに必要な原理原則をおさえた良書！

　女性に人気なスイーツの有名な街の近くに住んでいます。
「新しいお店ができた！」と思ったら、
数ヶ月後には、
「あれ、
もう無いの！」と驚く日々です。
個人経営の想いのある「小さなお店」は、
街の個性をつくり、
街の魅力を高めるので「小さなお店」が、
もっとこの国には必要だと思います。
（大資本のチェーン店ばかりになったら、
とても悲しい）
　この本は、
著者が現役のお店を経営する経営者でもあるから、
「小さなお店」を存続させるための数字の見方や活用の仕方、
その基本が丁寧に解説されていると感じました。
また、
極端な成功事例を引き合いに出して「それは凄いけど、
ウチの店では真似できない！」といった落胆を感じさせる箇所がなく、
ページを開いてから最後まで落ち着いて読み通すことができました。

　「小さなお店」を運営していて「数字のことはちょっと苦手」という方や、
これから「小さなお店」を出そうと起業を夢見ている方には、
お店の「数字」にまつわる知識を幅広く学ぶための良書だと思います！