個人的には違和感を感じる箇所も多少ありましたが、読みやすく役に立つことも書いてある本です

部下を成長させることは課長（上司）の死活問題であり、
部下の嫌がることをしない、
部下の育成に本気で取り組むといった本だと思います。


ただ個人的には8割の出来ない部下の底上げを図ると言った点は少し理想論ではないかと思います。
私は管理職ではありませんがチ-ムリ-ダ-として何人かの後輩を育てましたが、
残念ながら成長する意欲に乏しい人間は少数ながら必ずいますのではっきりそういう態度を示された場合、
そういう人間の成長に時間を割くのはむしろエネルギ-と時間の無駄だと感じています。


その点以外は筆者の言っていることに違和感を感じませんし、
分量も手頃で読みやすく役に立つことが書いてある本だと思いました。