話としては悪くないけどシリーズ構成としては×
一言で言うと、
今回のストーリーはそこまで重要性があるものではありません。

むしろあとがきで示唆されているように、
現在の禁書でどこまでの要素が詰め込めるかという作者の実験色が強く表れた一冊でした。

その意味で言えば作品のファンというより作者の熱烈なファンであれば今回の話を大変面白く読めると思います。

逆に本筋の発展を期待してた人、
好きなキャラの活躍を読みたいと思っている人には苦痛に感じても不思議ではありません。

点数を見れば分かるように、
私は後者でした。
話が面白ければいいじゃないか、
という人にはこの評価が不当に映るかもしれない。

実際前巻のレビューでは、
私もそう思ってまあ問題は感じつつも面白いと認めたんですが、
今回の新刊読むに至ってそれを修正する気になりました。

というのは、
シリーズものとして考えると、
そろそろ設定の崩壊がどうしても無視できない段階なんですよね。


まあ例えばそもそも新約で上条さんの戦う理由は「右腕の謎を解くため」(新約2巻)のはずでした。

それがいつのまにかその目的が有耶無耶になって、
結局助けを呼ばれたから戦いますみたいな無難かつ曖昧な理由にすり替わってる。

おかげでせっかくストーリーを引っ張る明確な行動指針があったのに、
また上条さんが受け身の巻き込まれ主人公に戻ってしまう。


あるいは、
本来ならどうしても上条さんの手に余る事件なのに、
どうしても主人公に活躍させないといけないので
俗に言う主人公補正やご都合主義に頼らざるを得なくなってしまう事態が起きる。

すると今回の上条さんも土御門には素人丸出しの拳でしか対抗できないのに、

なぜかボスに立ち向かうに当たっては音速の攻撃に対応する(!)というトンデモ現象が発生してたりする。


昔からこの作者のスタイルが、
まず書きたい話が有って設定の整合性は二の次、
というのはよく理解しているのですが、

この手の破綻や矛盾がどんどん積み重なっていくと、
登場人物の行動にも一貫性や説得力がなくなる問題が出てきますし、

ひいては存在意義そのものを疑われかねない恐れも生じてくる。
新約 とある魔術の禁書目録 (7) (電撃文庫)

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