少し高い気が

このシリーズ、
本体は良いのだ本体は。

商品画像を見れば解ってもらえると思うが独特の等身にエッジを強調したデザインは素直にカッコいいし、
可動域も癖はあるが意外と広く、
慣れれば面白い。


だが高い。
1,980円位が妥当ではなかろうか。
この720円の差は意外と大きいと思う。

出来は良いのだが、
値段の所為で付属品の物悲しさが目立つわけだ。


翼は開いた状態のみ、
背中の武装は飾りで、
開き手も右一つ。
武装はライフルのみ。

なにもこの付属品の貧相さはデスティニーに限ったことではなく、
シリーズ共通だ。

ストライクフリーダムも連結したライフルと、
サーベル2本、
片方の開き手、
マジンカイザーもブレード一本とターボスマッシャーパンチを浮かすための支柱2本と片方の開き手という少なさだ。


はっきり言ってこのシリーズの個人的な印象は素材の豪華なプライズだ。

ゲーセンのプライズの如き冒険心に溢れたアレンジとそこはかとないチープさに、
付属品の少なさ。

プライズと違う点といえば、
軟質素材の使用など材質が良いことと塗装箇所が多いくらいだ。

こんな印象をあたえる商品が3,000円近いのだから割高感が出るのは当然と言える。


このセット内容で行くならば2,000円を切るべきだと思うし、
この価格で行くならもう2,3点手首なり武器なりを増やすべきだろう。

個人的にはこのシリーズは気に入ったがこの価格設定でこの商品内容のままではシリーズは長生きできないとも思っている。


動かして面白いフィギュアであるのは間違いないので低価格で売られているようなら手にとって見るのも良いと思う。