「どう書くか」によって見える世界
「日本語をどう書くか」ということは、
明快なようでいて、
よく考えると確たる基準はないことに気づく。

ある音をどの字で書くかや送り仮名などは、
今では割合はっきり決められているが、
文章の中にどの程度漢字を使うのかとか、
行替えはどこでするかといったあたりは、
個人に任されているに等しい。

そもそも、
音の表記の仕方自体も、
今と昔では違っている。
そして昔は、
今と違って、
それを正式に定めたルールはなかった。

いわゆる「歴史的かなづかい」なるものも、
厳密に規定されているわけではない。


本書は、
かなづかいそのものではなく、
かなづかい研究の歴史に焦点を当て、
かなづかいが「その時代に日本語を書いた人」にどのように捉えられ、
整理されてきたのかについてまとめている。

現代の私達にとって、
かなづかいを「間違える」のはかなり恥ずかしいことであるが、
それは極めて最近の話であって、
過去の「日本語」では、
表記の揺れは相当まで許容されてきた。

それは日本語の柔軟性を示すものでもあり、
日本語を複雑にしているものでもある。

本書はそうした事情を、
文献の細部まで分析することによって表出しており、
説得力のある分析であると思う。
かなづかいの歴史 - 日本語を書くということ (中公新書)

その他の感想

かわいい(*⌒▽⌒*)
私は固形派♪
結構大きいですが
素敵な商品です。
幾何学的な視点からの考察は興味深かった
初めての購入でした・・・
挿絵も好きです。
「いいなあ・・・。」と息子がつぶやいた。
からだの中が見えてきました♪
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判り易く書かれた良書と思います。
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