胸の痛みは同じ(南野陽子 フィルムの向こう側 より)
明治期から昭和まで、
大衆演芸とされる領域で輝きを放った「アイドル」たちを追った評伝風の点描。

取り上げられるのは、
娘義太夫から松旭斎天勝一座に浅草オペラ、
黎明期の宝塚、
そして終戦まで
の新宿ムーラン・ルージュまで。

演芸史や演劇研究というと左翼的な「運動」研究の一翼でしかない点に対して、
「アイドル」を主軸に
据える視点も、
また「アイドル」について述べるにあたっても、
「アイドル」側の芸やキャラ、
資質からその
魅力を語り起こすのではなく、
「ファン」の側の熱狂から見ていこうとする構成も、
刮目すべきかと。


ウェーバーの「支配の社会学」における権力類型が、
権力に従う側が依拠している「従う」正統性の問題
を主軸に分類されているように、
これは正しく社会学的な視点が盛り込まれています。

そうした試みが十分に成功しているかは微妙ながら、
読んでいて大変に楽しいエピソード満載です。

現代のネットや界隈のスラングで、
当時の状況を記述しているのも、
読みやすさに貢献していると思います。


私も、
河合澄子や明日待子の生涯に俄然興味が沸いてます。


・・・と、
まじめなレビューはここまで。

以下、
若干、
取り乱しながら。


何を隠そう、
こうレビューする私は、
ハロプロの熱心なファンであり、
まもなく卒業されるモーニング娘。
14の
道重さゆみさんを神と崇め、
ベリキューの12人を天使と信じる者であります。

明治の昔から、
舞台は違えど、
アイドルたちに(勝手な思い込み込みで)ハマリ、
その健気で可憐な姿
から(時にそれが幻想でしかないことを十分に理解しながら)、
大切な何かを得ていたこと、
彼女たちから
幸せな気持ちをもらっていたこと・・・他に言葉がないので、
こう述べるほかないのですが、
心から共感します。


二・二六事件前夜、
満州へ出征する前日、
新宿の舞台で思わず「明日待子万歳!」と叫んだという
兵隊さん(154頁)の心中や如何ばかりであったことか。

ムーラン・ルージュが空襲で焼け落ちたその二週間後に浅草で舞台を踏んだという明日待子。
おそらくは、
幻の近代アイドル史: 明治・大正・昭和の大衆芸能盛衰記 (フィギュール彩)

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