この本を読んだ人の母親が飲んでる薬を全部やめた。

５０種類以上のこういう本（薬ダメ）を読みました。
仕事の参考にするためです。

内容が薄いと言われれば確かにそうなのかもしれませんが…ｗ
個人的に、
認知症の薬について患者に説明する際とても役立ったので☆４です。

自分が認知症になったことがないので、
さっぱりわからなかったのです。

この手の本は沢山あるのに、
意外と「認知症の薬」について書かれた本は一冊も持ってませんでした。

エピソードとしては、

この本を読んだ翌日、
８０歳の母親の体温がとうとう３４度台になってしまい心配だという女性が来られました。

タイミングが良かったのでしょう、
説明するよりこの本を読めと渡したら、
翌週に再び来店し、

「実は、
全部やめてみたんです」と言ってくれたのです。
その時はご本人（母親）も連れていました。

内容は薄い…ｗ…のかもしれませんが、
一人の８０歳女性を救えたのは事実です。

本を渡す前に聞いたことは、

・２０年以上コレステロール降下剤を飲んでいること
・ほぼ向精神薬な認知症改善薬を飲んでいること
主訴は体のだるさ、
暴力的になる傾向、
記憶の減少。

コレステロールの薬はなんとなく原因じゃないかと思っていたそうです。
主に体のだるさ。

無理しないで、
怖かったらコレステロールの薬だけでも止めてみて下さい、
１日だけ様子をみるとか。
等々
緩めでいいと説明したのですが、
家に帰り、
この本を読んだら決心がついたとのことでした。

母親はまったく問題なさそうで、
きれいな口紅をしてきれいなお肌をしておられました。

他の家族も読みたいというのでもう少し貸して下さいと言われ、
どーぞどーぞです。


内容の濃さ薄さはあるでしょうね…ｗ
ただ、
近藤医師の本は、
ある程度の事前知識と冷静に解釈できるメンタルが身に付いてからのほうがいいかもです。

反骨っぷりが有名すぎて「あの医者か（苦笑）」で終わってしまうこともあります。
私は思いませんが。


どの本も使い様ですかね。
初心者には合ってるかと。

ともあれ著者には感謝申し上げます。