いつも自己中な奴らが言いたい放題な作品だけど

八重さんのエピソードが良かった。

この作品で唯一なんじゃないかと思える程の、
まともな人。

最後の方で、

・真鍋組が解散したらみんなでここに住むのもいいよね、
と氷川先生が心の中で清和に語りかけるシーン
・「ここで清和くんと一緒に逝くのはそんなに悪い死に方じゃないよと氷川先生が微笑み、
清和が「そうだな」と照れくさそうに言うシーン
も、
このシリーズでは珍しいほっこりラストも良かった。


樹生さんって、
時々すんごく人情味に溢れた場面を描くんですよね。

まぁ、
八重さんのシーン以外はいつも通りなんですけど。

だからこそ（？）、
思いがけない感動シーンのインパクトが物凄い。


次巻からはまた佑の嫌味攻撃とか復活ですね。

というか、
このシリーズ、
どんな風に終わるんでしょうかね。

あと何冊？？？
あまり待たされずに済んでいるのでありがたいですが・・・。