アメリカの現在を知る貴重な資料、下巻だけでも価値あり
本書はCIAが誕生してから、
イラン大量破壊兵器の存在に関する間違いから崩壊するまでの約60年をひも解いたものである。
上巻はCIA誕生からベトナムへの介入までを取り上げているため、
どちらかというと現代史を読んでいるようだが、
下巻はベトナム戦争からイラン革命、
ソ連のアフガニスタン侵攻、
イラン・コントラ事件、
湾岸戦争、
ソ連崩壊、
9・11とある程度の年齢であればリアルタイムで見聞きしてきた世界の紛争でCIAが何をして、
何をしなかったのか、
が詳細に書かれている。
かなりのボリュームになるので、
特にこだわりがないのであれば、
下巻だけでも読む価値があるのではないだろうか。


その中でも“第50章「重大な間違い」イラク大量破壊兵器”はアメリカのイラク進攻の根拠となっていたことに対する事実関係、
CIAが何をもってイランに大量破壊兵器を保有しているかということを大統領にインプットしていたのかが明らかになっている。
この部分は貴重な歴史の検証ともなると同時に、
リアルタイムで起きている紛争の背景を知るうえで貴重な資料といえる。


この不始末をもってCIAは解体の憂き目にあうのだが、
その後CIAのトップは文官から軍人に移行し、
諜報活動がCIAを退職した職員の所属する民間会社にアウトソースされ、
諜報予算がそのままビッグビジネスになっている点も見逃せない。
国家の諜報活動が軍人のコントロールの元、
民間企業にアウトソースされることの新たな課題も提示している点も見逃せない。
CIA秘録〈下〉-その誕生から今日まで (文春文庫)

その他の感想

大学1年生レベルの数学と電磁気学がわかれば問題なし
子供のクリスマスプレゼントが…
想像どおりでした。
りん
評判負けしないシリーズ屈指の面白さ
まぁ〜まぁでした。
バブリーな香り
まとめ買いに
肌ざわりよく、使い勝手が良いです
ダッチオーブンの一つの完成形
少し硬め
表面にガール、裏面にボーイ、使い勝手は◎
肉みたい・・・か?
純正を買う必要なし!
結構分厚い
荒削りすぎる。。
鍵やカード類を一元的に管理できる
サイズ感はいいんだが
デザインは良いがホールド感が・・・
ピントが静かで速い
足の骨折に
当り外れありますよ。
張り感はあるけど薄くて涼しい
内容は解りやすい。見出しが…
セレクティブサスペンドからの復帰が非常に遅いです
コスパが高い商品
マスメディアが無視しているGHQ占領政策の解明
コストパーフォーマンスは良い
艶に品がある!
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