え！そうだったんだ。

本屋から家に帰って一気読みです。

実は私は高畑作品は見てるには見てるのですが感情の制御が難しく
なる作品が多くて苦手なんです。


私の生まれる数カ月前に東映動画に入社された高畑監督の５０年以上
にわたるアニメーションに対する情熱と方法論。
作画だけでなく音楽の
表現などに対するエッセンスがこの本には詰め込まれています。


巻末の「特別収録　スタジオジブリ３０年目の初鼎談」は月並みな表現
ですけど必読です。
メンバーは宮崎駿・鈴木敏夫・高畑勲（敬称略）という
多分最初で最後と自分たちで言っているレアな対談です。

宮崎、
高畑両監督が相手の作品の表現についての疑問をファンのように
アレコレ語っているというのは珍しく思いました。


永遠のアニメ青年が二人。


本当に鈴木プロデユーサーが言っているように「風立ちぬ」と「かぐや姫の
物語」が二人への退職金となるのか甚だ疑問に感じました。