幕末に活躍した奇想の浮世絵師 歌川国芳
数多くの浮世絵を見てきましたが、
歌川国芳ほど奇想とも言える浮世絵師は知りません。
現代のポップアートもしくは漫画に続くような系譜の創始とも言えるでしょう。
北斎や広重と活躍した時代が重なりますが、
そのような偉大な2人とはまた違った画風の浮世絵を数多く残しながら後塵をはいし、
近年再評価され人気が高まった絵師です。


本書は、
そんな歌川国芳の代表作「水滸伝」を始め、
多くの作品をカラーで紹介しています。
サイズもA4版ですから、
じっくりと鑑賞できる大きさです。

ちなみに章だてと項目は、
はじめに(私の親分・国芳師匠)、
第1章生い立ちより豊国入門まで(「採芳舎」落款の頃、
初期の話題作)、
第2章画壇への登場(出世作「水滸伝シリーズ」、
江戸っ子への共感、
風景画もまた魅力)〈特集〉西洋画への憧れと試み、
第3章これぞ国芳、
これも国芳(絶頂期の武者絵、
名デザイナー国芳、
〈特集〉国芳作品と怪奇性、
子どもたちの情景、
〈特集〉お気に入りの金太郎、
捨てたもんじゃない国芳美人、
日蓮の一代記、
〈特集〉国芳肉筆画の妙味、
動物見立て、
〈特集〉猫好き国芳、
風刺画も国芳流、
〈特集〉国芳の戯画、
第4章国芳の新機軸―パノラマ大画面(大波のオーケストラ、
庶民に流行した神様たち、
江戸の元気な女たち、
ユニークな役者絵、
顔を見せたがらない国芳師匠、
〈特集〉国芳と交流のあった画家たち)、
終章病に倒れても(残照今も続く国芳の系譜)、
付録 国芳の版本類、
歌川国芳作品を所蔵する主な施設、
本書掲載の作品索引、
以上です。


難しい理屈はともかくとして、
まず国芳の作品を眺めて素直に驚いてください。
その奇抜さは時代を超える才能の発露であるのを確認していただきたいと思います。
芸術の評価というのは、
時代の反映でもあります。
現代が国芳を欲しているのでしょうから。
もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

その他の感想

液だれが気になります
「やわらかい」というより「ふつう」ハブラシくらいの硬さ
うーむ……
汎用性の高いカードが多い
とんでもない才能感じる一枚
マリオ&ルイージ
~ROAD TO 2020~
BURBERRYの時計ベルト
早速新入社員研修で使いました。
色味が…
素敵な印鑑ケースです!
外れないと満点ですが
問題意識と書き方が合っていない
やっぱり黒です。
国内VITAでプレイ出来ます。
あっけなさすぎる装着作業。快速、かつ自動スリープで省エネ。
まだ落としてないので。。。
携帯しやすい大きさ
持ち手の形状が良いです
ありそうで無かったカバーだが…
期待通りの水圧
yasu4920
複数必要
低騒音?
届かないのに
豊かな音の波に安心して浸れる至福!
失われし文語文の素晴らしさを教えてくれる良書
本当にわかりやすい説明とイラスト・編集で素晴らしい本です。
機器の対応確認を。
意外とおしゃれです。
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