相棒スタッフの自衛隊方面の見識の浅さが浮き彫りに。

ざっくり言うとシャバに居場所がない退役J官の為に
防衛族議員と企業家が（思惑があって）絶海の孤島に遊び場を提供したが、

目論見が外れてテロ集団になってしまい慌てて潜入させたスパイが殺害され、

警察と自衛隊が介入して「おやおや？」ってお話。

この退役J官達にリアティが無く、
コスプレイヤーかサバゲの集団にしか見えず、

途中から介入する“本物”も同様で、
サバゲのお友達が来たの？くらいにしか見えない。

主犯のサバゲリーダーと右京の会話も政治バラエティのようで白々しく聞こえてしまう。

リーダーはテロリストと自らの違いを力説するも、
自分達の秘密が漏洩しそうになると
自分の愛馬に罪を擦り付けてスパイを殺してしまうような男である。

結局は軍隊ゴッコが忘れられない、
退役J官のゴッコ遊びが度を越してしまい
警察や自衛隊が翻弄されただけの映画。
劇場版だから多少の爆発成分は加味されているが、

オチもその場に居た者ならば右京でなくとも推理できてしまうレベルであった。