所々にいい事が書かれています

テレビでクラウリー氏の事を知り、
早速購入して読んでみました。


所々に素晴らしい事が書かれています。
ただ・・・書店で必ず手にとってみる事をお薦めします。
これの前に読んだ本が「松下幸之助　夢を育てる」で、
その素晴らしい文章に、
吸い込まれるように無我夢中になってすがすがしかった後、
これを読むと非常に疲れました。


文章が「〜になったんだ。
」「〜してくれたよ。
」が多く会話調です。
これはこれで良いのですが、
あくまで私の感じた事ですが、
文章全体が「支離滅裂」、
「ぜい肉だらけの文章」という印象が残りました。
新薬開発に挑戦し成功するその過程だけを抽出して苦労話や危機を乗り切った時の心境等、
あくまでこの「新薬開発」というテーマに絞って書いて頂けたらと思う位、
不要な文章が多いです。
疲れたのはそれが原因だと思います。
彼の文才がないのか、
わざと親しみやすくしたのか、
とにかく読みにくいです。


とはいえ、
素晴らしいと思う考え方が随所に見られましたので評価を★三つとさせていただきました。