前モデルModopocket797との比較

MP1は軽量な上、
3点支持で自由度が高いように思い今回購入してみました。

これまで5年以上同社製の旧モデルModopocket797を使ってきたので比較しました。

結果、
安定度がいちばん大きな要因となりModopocket797を再び取り付けることにしました。


カメラはコンデジとしては最大クラスのPanasonicDMC-LX7を使用しています。

カメラの底部分にはバッテリーとSDカードへのアクセス蓋があります。

その蓋を避けるためにModopocket797では左寄せにオフセット固定しても安定して自立していましたが、

このMP1では蓋にかかるほど中心に止めないと自立しません。

よく考えてみれば三脚はその3角形の中にカメラの重心がないと倒れてしまいます。

MP1の三つの脚ではとても扁平な二等辺三角形となるので
中央の脚(三角形の頂点)はカメラのほぼ重心の位置に固定する必要があります。

Modopocket797の四脚ならその4点がつくる面積は倍以上となり安定度に余裕があるということですね。


安定度としてはModopocket797のほうが格段に良いですが、

MP1のメリットとしては左右の傾きを調整できることです。


Modopocket797にはカメラに取り付けるオスねじはもちろん、

カメラから外さずとも三脚に取り付けられるようにメスねじもあります。

つまりModopocket797は付けっぱなし、

MP1はバッテリー交換など必要に応じて
付け外しをすることが前提になっているように思います。

ドライバーも付属していますがこれがぶらぶらして邪魔です
(もちろん取り外して携帯しないのは簡単ですが)。

形状やデザインをもう少し工夫すれば三脚の隙間にうまく隠せそうですがそうなっていません。


Modopocket797はシャンパンカラーの金属感と、
畳んだときに1枚の板になるような
工夫された合理的デザインがまさにイタリア製品らしくて良かったです(Made In Italy)。