保険会社とは?
ハゲタカシリーズの真山仁氏による幻の第一作。


ストーリーはハゲタカシリーズのような大きなスケールの経済小説。


保険会社の闇を鋭く切り裂いている。


そもそも保険とは何か?
基本的には「皆で少しずつお金を出し合い、
誰かに何か不幸が在った時にそれを使おう」という
ものだと思う。

構造的にはギャンブルのようなもので、
当たる確率は低い。

保険がギャンブルともっとも違うのは「当たってほしくない」ということ。

もしもの時の「安心」を「お金」で買っているようなものだ。

本来それだけでいいはずである。


それならば営利集団である会社ではなく国など公共機関がやるべきことだと思う。

会社である以上、
被保険者によりメリットを出すために競争せざるを得なくなり、

結果としてより大きな利潤を求め、
投機的なってしまう。


この小説の主舞台でる清和生命はまさしくその成れの果てである。

清和生命はバブル景気や経営者の乱脈経営の結果として描かれているが、

保険会社そのものが大きな矛盾を抱えているといえよう。


私自身も保険のトップセールスマンや経営者の方のセミナーなどを受けたことがある。

高邁な理想を持ち、
安心やライフプランニングを掲げている(ように見える)。


しかし、
被保険者の利益は保険会社の利益と相反関係となる。

被保険者の払う保険料の一部が会社の利益や
セールスの給料になっている以上、
絶対にそうならざるえない。


主人公2人は保険の本来の理想を目指し、
悪戦苦闘するが、

それはおおいなる矛盾との戦いであるように思えた。


ハゲタカシリーズ同様、
ストーリーはエキサイティング、
登場人物は魅力・個性があり、

抜群のリアリティーで読者の知的好奇心を満たしつつ、
最後まで一気に読ましてくれる。

しかし、
真山氏の小説ではよくあることなのだが、
またしてもラストがブツ切りな感じだった。
ダブルギアリング 連鎖破綻 (角川文庫)

その他の感想

初めてポケモンの攻略本を買ったけど大満足
やっぱパトレイバー最高!
iPhone6plus等の最近の大き目スマホには特に必要かな
変なニオイが取れない
付録バッグかわいい
新しくなったJimdoに対応してました
デザインが可愛いです
万人が諸手を挙げて喝采、とは行かないかも知れないけど・・・
好奇心だけで読むと少し後悔する
5度目の発注にして初の専用のケース未付属
リアル!存在感あります。高級感もあります。
レースゲームが下手な私ですが
もうちょっと薄くてもよかった
レーベルプリントをしない方向け
穴開けポンチは使えない
これはよいものだ
大人も聴ける
真ん中のカードポケットが便利
自転車・バイクの錆び防止に
蓋にもアンパンマンが
やはり純正フードだけ有ってピタリ
へたり易い
needle tattingの入門書として購入
ダイエットと心筋梗塞の関係
他社で
アサヒフードカテキンミント
SPビリツキ
とても素敵な当たります。
きれいになったね
出張用に購入しました。
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