「コンパクト」なのも考えもの。

「デュアルアトラス」のコンパクト版が出る、
という情報を1週間前に知り、
一瞬胸踊らせるも「定価1,050円」以外の情報がなく「この値段だとコンパクト日本地図帳程度のボリューム、
いやそれ以下かも…？」と不安がよぎる。

そして発売日2日前、
都内の書店に置いてあったので早速手に取る。
A5判という、
確かにコンパクトなサイズで、
ページ数はデュアルアトラスより若干多めの191ページ。
この値段でこのボリューム、
これはいい！と即購入。

だが、
家に帰ってじっくり見ていくうちに、
ある大きな欠点に気付く。


字が小さい。


この本、
基本的にデュアルアトラスの地図をほぼそのまま縮小して使っていて、
今回新たに追加された主要海外都市図を除いた地図のページ数は全く一緒。
A4判のデュアルアトラスからA5判へ縮小した分、
各地図の文字もちっちゃくなり「コンパクト」というよりはデュアルアトラスの「縮刷版」と言った感じ。

その他主な変化点は
・新設の主要海外都市図は最低限の13都市分しかなく、
合衆国はニューヨークだけ。

・各県データと世界各国データはそのまま。
しかし「その他の主な地域」（台湾とか香港とか）のページはなし。

・暮らしのデータやランキングもなし。
世界主要都市の気候が追加。

・さすがに索引まで字をちっちゃくするわけにはいかずページ数増加。
ただし平成の大合併地名索引はなし。


うーん、
確かに持ち運びには便利になったが、
ここまで字が小さくなるのはどうかと…