終わったのはパソコンでした

今月の特集のタイトルは「インターネットも終わってた」ですが、
どちらかというとパソコンを中心としたインタネット時代が終わってスマホ中心時代になっていたという話だと思います。

実際、
巻末の奥付に「インターネットはなくなりません。
.」と書いてあるのです。

紛らわしい特集の名称はやめて欲しいと思います。

この特集で取り上げたパソコン中心時代からスマホ中心時代への変化の具体例として、
パソコン時代では、
まずパソコンのブラウザを立ち上げ、
そこでポータルサイトに接続して、
そこで目的のホームページを見つけるという形でしたが、
スマホ時代ではアプリストアでアプリを見つけてアプリによってウェブのサービスを受ける形になっているということを紹介していました。

パソコン時代のインターネットはまもなく終わるという話です。

またスマホでのアプリとウェブの利用比率がアプリ：89%に対してウェブ：11%であることを紹介した上で、
検索ポータルサイトの問題点を挙げています。

スマホユーザーは検索ポータルサイトをそれほど使わなくなりつつあるということです。

さらにアプリの実装方法としてHTML5とネイティブアプリの比較を行っています。

ネイティブアプリがOSによりプログラミング言語等の実装方法の違いがあるためマルチプラットホーム化にコストが掛かる（プラットホーム別に開発する必要がある）のに対し、
HTML5は全ての環境で共通化できる利点がある一方、
HTML5は処理速度が遅いという欠点の他、
HTML5は世界標準であるために機能追加に時間がかかりプラットホームの新機能が使えないという欠点があるため、
結局アプリはネイティブ言語を中心にして、
一部HTML5にするのが最良の方法となっている現実を解説しています。

またスマホ時代には、
どのようなアプリを作るべきという話題やスマホ時代のネットを利用したマーケティングの方法論などパソコン時代から変わった点も紹介してます。

この特集では「スマホvsパソコン」以外の記事もあり、
その一つが通信料金の低価格化で、
だんだんと無料化へ突き進んでいることが紹介されています。