本当に１５のフォームで弾けた！！

メジャーコードとマイナーコードくらいしか出てこない曲なら弾けるようになったけど、
割と最近の曲のメジャーセブンスやらマイナーセブンス・フラットフィフスやらディミニッシュセブンスやらと、
訳が分からないコードがたくさん出てくる譜面に打ちのめされている時に、
この本を見つけて購入しました。

最初は半信半疑でしたが、
実際に１５のフォームで弾いた場合と、
テンションコードや分数コードを用いた場合とを比較する収録曲（ＧＲＥＥＮ　ＳＬＥＥＶＥＳ）を聞いてみると、
全然簡単な方を選んでも大丈夫じゃないかと納得させられました。
確かに少し雰囲気が変わってしまうのですが、
いろんな曲が簡単に弾けるようになる快楽に比べたら微々たるモノです。
思い入れのある部分は原曲どおりに弾いたり好みのフォームで弾けば良いのですから。

構成音が同じならどんな押さえ方でも良いということすら知らなかったので、
この本の１５フォームで１８０個のコードが使えるようになるという内容にはとても感動しました。

とりあえずバレーコードが弾ける様になったら、
この本の購入をオススメします。
私のようにいつまでもＣコードといったらオープンコードの押さえ方１つだけしか知らなかったというのは非常にもったいないです。


ただし、
若干本の構成が悪く、
フォームを覚えるのにページを行ったり来たりしないと行けなかった点と、
ＣＤの内容と値段が少し残念でしたので-１としました。
一覧表や比較曲がもう少し増えれば文句ありません。