ありがとう、バラカンさん。
ピーター・バラカン氏がYMOの活動に関わっていた経歴は聞いていたし、
ラジオや著書ではルーツ・ミュージックやワールド・ミュージックの熱心な紹介者であることは認識していた。
ただ個人的にはCBSドキュメントでの印象が強く、
しばしば海外のアーティスト名の表記や訳詞に厳しい意見を言うことから、
社会派のインテリなイギリス人みたいなイメージを持っていた。
それだけに若い頃はディランやニール・ヤングのアルバムから社会問題を知るような、
わりとノンポリな兄ちゃんだったというくだりは意外で面白かった。
最近愛聴しているインターFMの執行役員に就任したというニュースにも驚いたのだけれど、
ラジオやDJの仕事に深い思い入れがあることを知ってなるほどと納得。
ラジオのDJというと日本でも英米でも軽快でたたみかけるような喋りが主流かと思うのだが、
バラカン氏は(流暢な日本語ではあるものの)訥々と語りかけるようなスタイルで異彩を放っている。
本書ではその原点となったBBCのDJチャーリー・ギレットの番組との出会いから、
日本の音楽出版社勤務、
YMO事務所、
TVでのVJやブロードキャスターを経て、
3.11後の現在に至るまでを回顧している。
ラジオというメディアに軸足を置いて、
優れた音楽を紹介する仕事に情熱を傾けてきた氏の「外人離れした日本語を話すイギリス人」(p.70)の日本でのDJ生活半生記といった趣だが、
ここ30年の日本のラジオ業界史としても非常に面白く読めた。
バラカン氏の番組(インターFMのバラカン・モーニング)で聴いた曲のCDをAmazonで何度か購入したが、
その後馴染みのないアーティストのアルバムがずらーっとリコメンドされた経験がある。
みな番組で紹介されたものらしいが、
けっこう影響力があるんだなと驚いたものだ。
ご本人はラジオというメディアの将来にはやや悲観的な見通しを持っているようだが、
いい音楽と出会いたいと思うリスナーにとっては、
バラカン氏のような信頼できる目利きがラジオの世界にいることの意味は大きいと思う。
ラジオがレーベルの宣伝媒体としてではなく、
純粋に音楽が好きな人のためのメディアであリ続けられますよう…。
ラジオのこちら側で (岩波新書)

その他の感想

夫へイライラ感が高まっているママ、一度読んでみると、気持ちが楽になるかもしれませんよ。
よくぞ書籍化してくれた
荷台保護の必需品
軽くて、衛生的で傷がつきにくい
良い部分悪い部分あるが総評は良し
「できる人」のネタが面白いのは・・・
読みたくても読めない未読者より
ストレッチと縫製
3DS用として購入【10月20日追記、12月15日追記】
ライブが待ち遠しいです
心理学の成果が整理されている
Thanksgivingの導入に
‼️
忘れ防止に!
「 One 」への緩やかな移行
再充電後すぐにつかえなくなる
期待が大きかっただけにガッカリ
購入時の参考に!
ストレス軽減!
お手頃価格
そろそろプロデューサー陣の刷新が必要では
解説がわかりやすい
ニトロオレンジは止めた方が良いです、、。
ピンクの棒がお店になかった
遮光性抜群*。
国産の竹で安心! 皮に近い部分を使っているので鋭く丈夫です
色数が少ない
取り敢えず最初の一個で買ってみました。
黒バスは永遠です。
nissin Di866用として購入
戻る