あるとないでは、大違い

釘抜きや栓抜きなどと同様、
ちょっと見た目には何ということもない単純な道具が、
「あるとないでは大違い」ということはままあります。
このキートップ引き抜き工具も、
その典型例で、
なければないでもマイナスドライバーなどで無理やりキートップの横からこじり上げてやれば、
キートップは外れます。
でも・・・　いつ、
どんな失敗をしてどこかを割ってしまうか、
内心ひやひやモノ。
それに作業効率もあまり良くありません。


キーボードにもよるとは思いますが、
キートップの真上から、
この工具を差し込んで軽くひっぱるだけで、
ドライバーで横から無理にはずしていたときとは比べ物にならない簡単さで、
確実にキーが外れてくれます。
それに安心。
そして、
この工具もプラスチック製ですから、
かりに失敗して力が一ヶ所に集中してしまったとしても、
それでキーが割れたり変形したりすることは、
たぶんありません。
単純にこの工具がはずれるだけです。


さすがに、
送料を負担して買うというには安すぎるものなので、
何か別のものを買うとき、
ついでに注文するといいでしょう。
あって損はしません。
キーの側面の汚れを取るときなど、
はまったままのキーを綿棒でソロソロと拭くよりも、
パチンと引き抜いて普通の台所洗剤とティッシュで拭いて乾かしてから戻すほうが、
ずっときれいになりますし時間も節約できます。
久しぶりに、
いい買い物をしました。