金聖響とＴ．Ｋ．Ｗ．Ｏ．のライヴより吹奏楽オリジナル作品を

集めたCD。
後日オケアレンジ作品を集めたCDも予定されている。


ラプソディック・セレブレーション
タイトで堅実な演奏。


オセロ
所々細かいザッツが会わないが、
III.は重くなりすぎず情念あふれる演奏。


my butterflies 〜
ミニマルというか、
掴み所が無い曲で良く判らない印象。


カプリス
重厚で遅すぎるテンポではないものの、
音楽の流れや表情の違いが表現出来ているかと言えば、
正直微妙な演奏(表現の幅が少し単調)。
もっと軽やかに即興的に展開しても良かったのでは？

フェスバリ
こちらも重厚で丁寧だが曲想に合わせてもっとハッチャケでも良いのでは、
と言いたくなる(シエナ等との差別化を意識したのかも知れないが)。
中盤からは力強く美しい演奏、
最初からこのテンションでやって欲しかった。


アメリカン・エレジー
哀歌というより祈りのコラールといった作品。
ステージ裏からのTP独奏も効果的で佳演。


アルメニアンダンス
定番曲のせいなのか、
音楽の集中力が持続していない様に感じられ、
最後は演奏がやや弛緩気味なのが気になった。


オケアレンジを集めた「ダフニスとクロエ」に期待することにする。