ヨーロッパを中心とする諸外国語のトリビア.
本書は著者の前著『にぎやかな外国語の世界』(白水社)を「増補、
改題」するなどにより、
読者層を一般社会人へ広げたものと言うことである(奥付・180頁)。
本書は様々な言語をトピックとして扱っているが、
具体的・実践的学習法などを指南するものではない。
このページの上にある「商品の説明」には、
「右から左へ書く言語やつなげて書く文字、
舌打ちがことばの音になっているもの……にぎやかな外国語の世界を旅してみませんか」とあるように、
各言語(スラブ語派が中心)の有する風変わりな側面、
日本語や通常接する英語等との相違を興味深く紹介・解説するものである。
但し右「商品の説明」には「あなたのそばに溢れている外国語をさらに楽しむ」とあるが、
私見では「そばに溢れている外国語」というよりも、
語弊を承知で言えば(著者の専門の1つであるロシア語は別論として)比較的“マイナー”な言語を多く扱っている印象がある。


構成・内容は、
前記「商品の説明」に目次があり具体的なのでそれに譲る。
個人的に興味を惹いたトピックを幾つか挙げると、
まず単数・複数のほか「両数」や「三数」といったカテゴリを持つ言語(73〜76頁)である。
英語でも単数・複数では不規則変化(や集合)の名詞があるが、
2個を表す「両数」、
3個を表す「三数」等まで一般の“複数”とは別に扱うらしいが、
かなり面倒な印象を受ける。
実際に使用する側も面倒だったらしく、
現在では消滅した「両数」もあるらしい(76頁)。
次に興味を惹いたものとして、
固有名詞(人名)の付け方や性別による名字の変化である(95〜115頁)。
ロシア語の例だが、
同一家族でも男性と女性では姓(ファミリーネーム)が微妙に変化するのには驚いた……と言うよりも、
むしろ“なるほど!”と合点のいく仕組みと言えよう(111〜112頁)。
各章間のコラムにも興味深い話題が取り上げられており、
著者の幅広い語学(スラブ語派)の知見と経験に基づいて、
全体的に外国語に興味を惹き起こさせるような構成・内容には好感が持てる。
もっとにぎやかな外国語の世界 (白水Uブックス)

その他の感想

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