”全くの”初心者から中級者まで幅広くカバー！

　ガンプラを作ったことはないけどとりあえず作ってみたいだけの方も、
ニッパーで切ったところの凸凹、
パーツを組み合わせたときの継ぎ目が気になる、
あるいはプラスチックの安っぽいツヤツヤした質感が気になる方も、
いやいや俺なんて専用機を再現しちゃうぜ、
汚し塗装もダメージ表現もやってみたいぜ！という意欲的な方も、
全てこの１冊がカバーしてくれます！

　まず本の構成です。
全127頁からなり、

はじめに「ガンプラとは？」ということで現在の主流である３つのグレード、
手軽な”HG”、
ボリューム満点”MG”、
究極のガンプラ”PG”についてわかりやすく文章とグラフを用いて比較。

その後の本編として
P10〜29「Part1組み立てて楽しむ」（STEP0-4＋α）
P32〜53「Part２ひと手間くわえて楽しむ」（STEP0-4＋α）
P56〜75「Part３色を塗って楽しむ」（STEP0-3＋α）
P78〜103「Part４いろいろな仕上げで楽しむ」（STEP0-2＋α、
STEP0-2）
となっており、
さらに「ガンプラづくりに役立つ！道具解説（P106〜120）」や、
「ガンプラ・プラモデル用語集&インデックス（P122-126）」もあります。

　それぞれのPartがとてもみやすくまとめられていて、
初心者にも作業の工程がイメージしやすいように、
大雑把ではなく細かく写真を掲載されています。


　さて、
感想ですが本当の意味で初心者向けの教科書といえるでしょう。

上級者ができる当たり前なことも、
私たち初心者にはなかなかうまくいきません。

その点を、
これまでのhow to本は考慮してくれませんでした。


　プラモづくりの基本、
パーツの切り離し１つとっても、

例えば「二度切りしないときれいにいかないよ」と言われるのと、

「ニッパーで枠とパーツを切り離すときに、
いきなりギリギリのところを切ると、
負荷がかかってパーツが白く濁ったりつぶれたりするから、
一度目は少し離れたところを切って、
そのあとギリギリのところを切ると綺麗になるよー！」と言われるのとでは、
かなり違ってきますよね。

　
　今までのhow