昭和40年初版ドーナツ盤のＣＤ化

かつて「網走番外地」はテイチクとキング、
それぞれに発売。

オリジナル発売は当テイチク盤であり、
ややアコースティック調で歌詞も別、

映画に近似のアレンジは、
同年追うよう発売のキング盤の方。

しかしそれぞれに良さがあり、
特に今となっては帝蓄盤の方がしっくりくる。


今回、
希少なオリジナルカラオケ音源は残念ながら未収録ですが、

当時のジャケット２種を折込式で規格番号を修正せずそのまま復刻されてます。

また初期プレス歌詞カード価格表示(330円)なしデザインを大部分で再現、

濃緑・青紫・水色と３種類ある盤面レーベルから初期版を再現と様々に拘りも。


肝心の音質は当時の「フィルター越しの音」より随分生々しくなっています。

改めて聴くと、
歌唱法の違いかキング盤よりまだ若さが垣間見えて微笑ましい。


※あくまで余談ですが、
写真掲載なき三界えり子嬢と、
２色刷の健さんを
　当時のフォノシートTP-43では御二方を人着だがカラーで観れます。


名曲「横顔」等のキング盤シングルや、
他同ナレーションの被らない音源と
オリカラ付でＣＤ復刻して頂けると有難いなと時折思う。

健さんの四十九日過ぎたばかりの発売であり、
深き追悼の中での購入。

有難うございました、
健さん。