なんだかなあ
旧訳は瑞語からいったん英訳された版を邦訳したものであり、
新訳は瑞語版から直接訳されたもの、
という点がポイントだそうだ。

それにしても、
1968年に出版された作品が、
何ゆえ今ごろ新訳で? と気になったので読んでみたのだが、
率直に言えば「がっかり」だった。

高見訳の旧版は30年以上も昔に全巻読んでいる。

で、
新訳の読後の違和感が気になり、
その高見版を書庫から発掘して続けざまに読んでみたのだが、
やはり筆の力量は高見訳のほうが格段に上だ。


より原著に近い新訳ならではの「翻訳の精度」という点についてもなんだかなあ。

たとえば凶器について「銃身が木製の…」(新訳)なんてゴム鉄砲じゃあるまいし、
これは「木製の握りがついている」(旧訳)が適訳。
(要するに木製なのは鋼鉄製の銃身ではなく銃床のほうだ)
さらに「七十発の銃帯を肩にかけるタイプ」(新訳)と意味不明の記述が続くが、
この「銃帯」って死語は、
西部劇でおなじみの「ガンベルト」のこと。
さすがにこれはない。

これ旧訳では「七十発の弾帯」だったが、
じつはこちらもいまひとつ。

各々の原著での表記がどうなっているか知らないが、
これはドラムマガジン(渦巻状に銃弾を収容する円盤形の弾倉。
ただし、
正確には71発を収容)を指している。

その直径は20センチぐらいのもので、
もちろん肩にかけたりしない。
だからこそ犯人は、
コートの下に隠せる程度の大きさの凶器でも67発もの連射が可能だった。


そう、
トンカチじゃないんだから「打ち続け」(新訳)たわけじゃなく「撃ち続け」たのだ。

校正も甘いね。


さて、
新訳版で最大のポイントは、
コルベリの最後のセリフだろう。

旧訳版では存在しなかったこの一行が、
いつ、
どこで、
なぜ現れたのか、
あるいは省かれていたのか、
本書の登場で最も興味深い謎となった。

個人的には、
旧版の終わらせ方のほうが余韻があって好きだけどさ。
刑事マルティン・ベック 笑う警官 (角川文庫)

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