話がややくどい
 2010年末に出た単行本との違いは、
著者自身が「文庫本のためのまえがき」で断っている通り、
NHKの特番を収録した付録のDVDが付いていない、
ということのようだ。
当時の放映またはオンデマンド、
あるいはDVDそのもので映像とナレーション・インタビューを確かめながら、
といったコラボを意識した編集ということかもしれない。
ともあれ、
この文庫だけを(特番の助けを借りずに)単体で読んでいった場合、
著者の口語体の記述はいささかくどいだけでなく、
NHK特番の取材・編集の内輪の苦労話・自慢話が前面に出過ぎているように思えた。


 また、
がん治療・研究のリポートという角度からみると、
記述内容は類書の中でも抜きん出て新しく、
先鋭的、
とまでは言えないように思う。
著者自身の「自負」から離れていえば、
文体のくどさと相まって、
似たようなところをぐるぐる回っている感じ。
近藤誠さんの「抗がん剤猛毒論(無益有害論)」を評価するなど、
客観的で「医学界の主流の常識」にとらわれていない視点も随所にあり、
著者自身の膀胱がんの発見と手術・治療をリポートした第2部「僕はがんを手術した」はさすがに臨場感に溢れていて読ませどころも多い。
しかし、
全体としては「がん研究の最先端を鳥瞰」しようとしたものとはいえ、
抽象的・思弁的な箇所が多く、
がんに関わるノンフィクションでは柳田邦男さんをはじめとする「虫瞰的」なリポート群の方が余程具体的でタメになるように思った。
がん 生と死の謎に挑む (文春文庫)

その他の感想

なめこにどっぷり
懐かしい気持ちで始めました。
お金では動きません
なかなか分かりやすく受験しない人にもおすすめです
商品の品質はとても良くて
本当にアップルのですか?
にゃんこ先生
好きな味です。
すもーーーく!
傷にやさしい
早く買えば良かったです
就職に何の関係もない自分が読んでも面白かった。
香りがとても良い
特に不満点は、無し!
安いーっ( ’艸` )♪
良書が泣く誤植
小さい子だと初めに揃えたら喜びそう
ひみつシリーズの中でもおもしろい部類
有為提言(※ネタバレ無し)
大は小を兼ねるが大きい
原作は未読ですが。
真実を知ることが大事。
地に足の付いたアイドル・アニメ
3歳の男の子が大好きです
僕は一番の金持の道だけ
軽くて履き心地が良い
少し不安です
解凍がうまくできます。
showavb
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