A-ink からアクロインキへ

パイロットの油性ボールペンの主役と言ってもいい存在だったA-inkが全面的にアクロインキになり既に１〜２年経つと思います。
アクロインキが販売開始された当初はA-inkも並行して販売されていて、
昔ながらの筆記抵抗感とインクの黒さに特長のあったA-inkは残されるものと安堵されていた方も多いと思いますが、
その後いつの間にかA-inkが消え去り、
全面的にアクロインキに切り換わったときは「しまった！やられた！」と思ったものです。

しかしながらその後のアクロインキの改良は目を見張るものがあり、
インクが乾く速度だけはA-inkに匹敵しないものの、
インクの濃さと滑り過ぎない筆記抵抗感は、
ここへきて再びパイロットのファンになる程。
かつて一度はジェットストリームに流れ、
0.7mmの裏抜けと0.5mmの脆弱なペン先に辟易してスラリへと浮気。
その後パワータンク0.5mm、
ビクーニャ0.5mmへも横道しましたが、
アクロインキのテカりの少ないくっきりとした黒さは「とうとうやったな」とまで思えるほど。

願わくば高級軸でも0.5mmのアクロインキが使えるようにBRFN-10のタイプで0.5mmを販売して欲しいところですが、
今のところ単色用リフィルBRFV-10EFと多色用リフィルBVRF-8EF（いずれも0.5mm）で何とかしのいでます。
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