読みやすい、わかりやすい

ひょんなことからこの本を手にした医師です。
どうやったらMRがいい仕事ができるか、
ということを書いた本です。
MRにとっていい仕事ってなに？という基本を、
概念だけでなく、
シュミレーションの記載で、
わかりやすく記載してあります。


よくいるMRは自社製製品にしか関心が無く、
それ以外の事には答えられません。
会社のマニュアルどうりなんでしょうが、
それだと聞く方が飽きてしまいます。


あまり内容を書いてしまうと怒られそうですが、
医師に聞いたダメなMR例として、
見た目が汚い＋自覚がない（最低ですね）つまらない話で医師の時間を盗むMR（ほんとに困る）など、
「そのとうり！」とうなずきました。


MRから医師が見えるように、
我々からもMRがよく見えます。
お互いさまでしょうが、
この人は仕事ができるのかor使えないのか？などすぐにバレバレです。


融通が利いて、
ちょっと無理なお願いも何とかしてくれて、
医師を訪問する目的がはっきりしていて単純明快、
人間として立派な人は概して良いMRであり、
そんな人と一緒に仕事をしたいなぁと思います。
結論、
人間ができていないとMR（接客業）は務まらないし、
それは医師も同じで、
人間できてないと患者に接客できません＝ダメ医者の典型です。


いい仕事をするために必要なことは相手の立場でものを考えること、
でしょうね。
医師も人、
MRも人、
せっかく会うならいい関係で仕事がしたいと思っています。
MRも会社のマニュアルにとらわれず、
医師の気持ちとニーズを共有して一緒にいい仕事をしてほしいと切に願います。
いいMRの前に、
一人前の人間（社会人）であること、
いい医者であるまえに、
一人前の人間（社会人）であること、
これが重要、
でも教えるのは難しい・・・。


私の持論；優秀なMRは、
いい人間です
親から愛情を込めて育てられ、

他人を愛する心をもち、

ひとりよがりでなく、

自分はちっぽけであることを理解し、

他人の欠点よりも良い所を見つけ、
けなすよりも褒めてあげることができ、

負けから学ぶ経験を大事にし、

大義のため自分を犠牲にできる人間、
社会人であること、