「スマートキャップ」との相性が抜群

Direct Stylusに興味があっての購入なので、
それについてだけ。


静電式パネル用の市販スタイラスにJot Proという透明ディスクが先に付いたペンがありまして、

多分それを持っている人おそらく全員が感じているだろう事が一つあります。

「先端の透明ディスクを取っ払って使えたらいいなぁ」と。


驚く事にこのSlate7 Extremeではフツーにそれが出来ます。
それも全くストレスなく。

もちろん、
画面に傷が付くのが怖いし付属のスタイラスの方が快適だから実際にはやりませんけど。


ポインティング精度的には描画開始位置で線一本分の太さ程度の誤差は出てしまうので
細かい書き込みをしたい場合や極小な文字を書こうとした場合などまだまだデジタイザ方式には
及ばないと感じる場面もありますが、
従来の静電式パネルから考えたら現状でも比較にならない
驚きの進化ですし、
もう少しパネルの感度と精度が上がれば解決してしまう訳ですから
今後の進化に期待せずにはいられません。


あと、
WACOM等のデジタイザー方式の本体収納型ペンはペンそのものの剛性がヤワで
強い筆圧をかけるとペンが盛大に撓んで書きにくいのが好きじゃないんですが、

こいつのペンは細いけど単なる鉄の棒のように固いので全く撓まず書きやすいです。

筆圧感知に関しては接触面積の変化を利用した疑似的なものなので付属のスタイラスでは
あまり描線の変化を感じませんが、
導電繊維を利用した筆型のスタイラスを使うと
非常にダイナミックな描線の変化を確認でき、
しかも接触形状の変化をリアルに検知して
画面に反映させる方法はアプリ次第では実は圧力検知よりもデジタル画板的にはアナログ的で
面白いシミュレーターとなりうる可能性すら感じられ、
この機能をより活用出来る
優れたDirect Stylus専用のスタイラスペンの登場を期待したくなります。


Direct Stylus、
個人的には今後出るタブレットやスマートフォンの全てに載せて欲しい